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私のお友だちでとても旅行が好きな人がいます。北澤篤史という名前の友人なんですが、半年に一度くらいの割合で海外旅行へ出かけているんですよ。国内旅行に出かけることもあるみたいなんですが、最近は特に海外へ出向くことが多いみたいです。一度私は北澤篤史君に何故そんなに旅行が好きなのかと尋ねたことがあるんですが、彼いわく高校生のころから一人であちこち出かけるのが好きだった、ということです。高校生のころからアルバイトしてお金を貯めては電車で一人旅のようなことを繰り返していたみたいですね。それはそれで楽しそうですけどね。

北澤篤史君は私の職場の同僚です。私の勤めている会社は運送会社なのですが、私も彼もドライバーではなく内勤の事務を行っています。普通事務の仕事って女性の方が就くと思われがちですが、意外と運送会社って男性の事務員が多いんですよ。同業者の会社でも男性を事務員に雇っていることは多いんです。私と彼はほぼ同時期にこの会社に就職して、それ以来一緒に働いています。仕事はしっかりこなしていますし、上司からもいい評価を貰っていますね。ただ、自分が旅行に行きたい時には結構無理やり会社にお願いして休みをもらっていますけどね。

以前は一緒にお酒を飲むことも結構多かったのですが、最近はあまり北澤篤史君とお酒を飲みに行くことも少なくなってしまいました。単純に仕事が忙しかったのもあるんですけどね。でも、この前たまたま仕事も早く終わったので二人で飲みに行ったんですよ。本当に久しぶりでしたね。その時も海外に旅行へ出かけた時の話をしていました。私は前々から不思議に思っていたことを尋ねてみることにしました。それは言葉のこと。海外に行くということはやっぱりある程度英語ができないといけないはずだと思ったんです。そこで、彼に英語はできるのかと尋ねてみました。

北澤篤史君から返ってきた言葉は実に意外で、ほとんどしゃべれないのだそうです。これには本当にびっくりしてしまいました。だって、英語も喋れないのに海外に行っちゃうんですよ?私なら考えられません。でも、彼曰く海外では英語が通じなくても大抵なんとかなるということです。相手は自分のことを外国人だとみてくれているし、片言の英語や単語のつなぎ合わせでも十分通用するよって言われてしまいました。まあ、確かに言語というのはただのコミュニケーションツールですが、それでもそんなに簡単に通じるものなのかな?と不思議に思いました。

北澤篤史君はこれまでいろいろな国に出かけたそうですが、その中でも特にお気に入りの国があるそうです。それがスペインで、とても気にいったので永住しようかと考えたと言っていました。彼が言うと本気のようでちょっと驚いてしまいます。スペインには世界遺産もたくさんあるみたいだし、独特の魅力ある文化がたくさんあって何日いてもまったく飽きることがないと言っていました。私は一度もスペインなんて行ったことないので想像もつかなかったのですが、そんなものなのでしょうかね。フラメンコとワインはちょっと気になりますけど。

あと、北澤篤史君は高校生の頃から電車で一人旅をしていたので、鉄道にも詳しいんです。私も鉄道に関しては一時期ほんのちょっとハマっていた時期があるので話が合いました。彼は主に引退関係の電車を撮影したり、いろいろな電車に乗ることを趣味とする撮り鉄と乗り鉄のあいだのような電車マニアみたいですね。お酒が入ると大体海外旅行の話か鉄道の話になってしまいます。私も鉄道に乗るのは好きだし、今でも休日になると時々新幹線に乗って遠出することもありますが、彼の情熱には負けてしまいますね。

そんな北澤篤史君は未だ独身を貫いています。一度彼に結婚する気はないのかと聞いたのですが、なかなか趣味の合う人がいないと言っていました。まあ、確かに海外旅行と鉄道が趣味という人と合う女性は少ないのかなとは思いますが。私はすでに結婚していますし、一度奥さんの友達を彼に紹介しようとしましたが、彼のほうから丁重にお断りされてしまいました。もし後々別れたりしたときに私や奥さんに合わせる顔がなくなってしまう、ということでした。そんな気遣いができるのかと少々驚いてしまったものです。そんなに優しいならきっと素敵な結婚相手も見つかりそうなものですけどね。

北澤篤史君はまた来月の大型連休に旅行へ行くみたいです。今度はどこに行くのかと尋ねてみたらまたスペインに行くと言っていました。よほど気に入ったみたいですね。そんなにイイと言われると私も行ってみたくなります。奥さんと今度一緒に旅行してみようかなとも思いましたが、私は海外旅行よりも国内の温泉とかに行きたい人間なので。温泉地でゆっくり過ごすのが好きなんですよ。でも、彼があまりにもイイというのでいつかはスペインにも行けたらいいなと思っています。今から勉強しておこうかな。

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